それはある日突然やってきた

「ピンポーン…」

新築マンションに引っ越して早1年、仕事も育児もそれなりに楽しさを感じながら毎日を楽しく過ごしていた私の元に、突然の訪問者が現れた。

「〇〇管理会社のものですが」

インターホン越しに声を掛けてきたのは、見覚えのある管理人さんと管理会社と名乗る爽やかそうな青年だった。

「何かご用でしょうか?」

なんとな~く嫌な予感はしていたものの、恐る恐る要件を聞くためにドアを開け、彼ら二人と顔を合わせた。

「え~実は管理組合の理事を募集しておりまして…」

やっぱり。

性格柄、私は何でも調べてみないと気が済まない性だったので、区分マンションを購入すると同時に管理組合の存在についても何となく調べてはいました。

ただ、まさか本当に管理会社が一戸一戸訪問してやってくるとは…

「理事会は輪番制なので、大規模修繕の時期にされるより、早めにされた方が負担も軽いですよ」

まぁ管理会社がよくいうセールストーク(?)なのだろうが、たぶんそれは事実には違いないだろうなと言う甘い考えもあり、面倒な時期に就任する前にさっさとやって逃げてしまおうと、その時の私は思いました。

ただ、まさかそれが、こんな面倒で、割に合わない仕事で、舵取りを間違えた瞬間ヤバイことになる仕事とは夢にも思いませんでしたが…

 

そもそも管理組合とは何なのか?

このブログは私「パパタソ34号機」が、新米マンション管理組合員として色々勉強したこと・思ったことを書いていくことを目的としたブログです。

また、初めてマンションの管理組合の理事に就任された方がいらっしゃれば、少しでも参考になる情報をお届けできればと思いブログを立ち上げました。

管理組合の仕事は、何もしなければ暇ですし、手を出せばキリがない仕事量が発生すると思います。

ただ、少しでも良好なマンション運営を目指すなら、自分の手におえる範囲でゆっくりやっていくことで、自信の成長にも繋がる面白い活動にも変わるのかなとも感じています。

もしあなたがマンションの管理組合について学びたい、理事に就任したら何から始めたらいいのかなど、少しでも有益な情報を知りたいと思っていたのなら、このブログが少しでも訳になれば幸いです。

管理組合の仕事と立場について

 

マンション管理組合の理事になって感じること

私は性格柄・職業柄、色んなものを調べたり勉強したりすることが多いのですが、これほど組織とコミュニティの違いを身近に痛感できるものは無いなと感じました。

組織
一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。

コミュニティ
共同体。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり。(wikipediaより)

この辺は各住民の意識の違いだとは思いますが、私は管理組合は組織ではなくコミュニティ色がとても強い集団だと感じています。

と言うのも、売上至上主義を掲げる外資系企業などは組織色が相当強い集団だと思いますが、区分マンションの場合、住んでいる住民の年齢や性格、購入した目的なども様々で、集団としての目標がはっきりしていません。

また「売上を伸ばすぞ」的なゴリゴリとした目標は特になく、むしろ「みんなで仲良く長く住みたいよね」と言う関係の維持を何となく求めている人が多いことからも、コミュニティ色が強い集団だと感じる理由です。

別に組織とコミュニティの良し悪しを話したい訳ではなく、区分マンション購入者の多くが「終の棲家」として考えている人が多いのなら、自然と住民の雰囲気はコミニティ型になっていく傾向にあるのかなという個人的な推察です。

 

この辺の各住民の温度差を感じながら、マンションの方向性や選択肢を探しつつ、「関係の維持」を前提にしたマンション運営の方向性を見せて行くことが、管理組合の理事に就任した人たちの仕事なのかなと考えています。

とまぁ…こんな理想論を掲げても、現実はなかなかうまく行かないことが多いのが理事会なのですが(笑)

 

人には人の事情がある。それを忘れるとコミュニティは崩壊する

管理組合の理事に就任して思う事ですが、管理会社とは利益相反になるケースがとても多いなと感じます。

もちろん、現場の担当者の方は良かれと思って提案してくれている(と思いたい)でしょうし、管理会社に業務を100%任せておけば管理組合としての仕事は事実上ゼロになります。(その代わり、将来の管理費と修繕費が末恐ろしいものになりますが…)

また理事会の中でも、それぞれ理事に就任した理由も違いますし、家庭内の事情や仕事の事情もあります。

普段、仕事や家庭で忙しい人が理事を就任すれば、細かいことはすべて管理会社にお願いしたいと思うのは、ごく当然のことです。

でも、人によっては管理組合を動かしたいと思う人もいる訳で…。

他にも、築年数の古いマンションで良くあることですが、大規模修繕が近づくたびに住民同士で揉めるのも、住む人の年齢層や考え方の違いによって発生するもので、どちらが正しいと言うものではありません。

つまり、人には人の事情があって、その辺を無視した理事会運営が続くと、管理組合なんて一瞬で崩壊してしまう。

そんな脆い一面もあるのかなと私は感じています。

※余所のマンションでは「あの人が理事にいるなら、私は協力しない」なんて、困った事例もあるそうな…(めんどくさい…)

何にせよ、特定の住民の意見だけを100%受け入れることは絶対に無理なので、住民それぞれが少しづつ自由を我慢して、ルールを決めた自由の範囲の中で快適に良好に住める風になっていきたいものです。

 

マンションの管理組合を真剣に学びたい人が集まり成長できる場を目指します!

一応、このブログの目的としては、私が理事に就任してから学んだことや感じたことを通じて、マンションの管理組合の理事に就任された人たちを対象に、一緒に勉強成長できる場を提供できればと思い作りました。

まだまだ作り立てなので、コミニティとしては成り立ってはいませんが、それでもこのブログを通じて、健全な運営をするマンションが1棟でも増えればと思います。

それでは宜しくお願い致します。